南太平洋に浮かぶ憧れのフレンチリゾート
フランス領ポリネシアは南太平洋に浮かぶ118の島々からなり、世界に名だたる南太平洋有数のリゾート地として知られています。ポリネシアへの玄関口となるのはタヒチ島で、首都であるタヒチ島の北西にあるパペーテは、画家ゴーギャンが楽園を求めて晩年を過ごした街として知られています。
年間を通して温暖な気候に恵まれ、眩しく降り注ぐ太陽、美しいラグーンや神秘的な山々、美しい花々、満天の星々などの豊かな自然が魅力で南太平洋に浮かぶ憧れのフレンチリゾートです。
シンボル的なオテマヌ山の景観で知られる「ボラボラ島」、イルカと触れ合えるハート型の可愛い島「モーレア島」、ダイビングで人気の「ランギロア島」、世界最高と言われるリゾートホテル「ザ ・ブランド」のある「テティアロア島」、未知の世界を体感できる「イースター島」など珊瑚礁が取り巻く島々は古代ポリネシアの神が創造したという伝説を感じさせます。
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タヒチ 気候の特徴
南太平洋のポリネシアに浮かぶタヒチは、赤道に近いことから常夏で高温多湿の亜熱帯性気候に属します。年間の平均気温は約27℃、海水の平均温度が26℃となり、年間を通じて温暖な気候です。タヒチは南半球に位置するため、日本とは季節が逆になりますが、季節としては乾季と雨季に分けられ、4月から11月が冬の乾季で、12月から3月が夏の雨季となります。年間を通して太平洋から吹いてくる貿易風のおかげで、からりとした爽やかな気候となり、海で泳ぐことが年中可能なビーチリゾートエリアです。日本から遠いタヒチを旅行するならば、太陽が燦々と輝いてこそ最高に素晴らしい海や空や花を見ることのできるので、その可能性の高い乾季の時期に行くことをお勧めします。
タヒチの乾季(4月~11月)
4月から11月が乾季で少し気温が下がりますが、気温は21~27℃で最高気温は28℃前後と過ごしやすい時期となります。ベストシーズンは天候が安定して晴れた日の多い5月から10月頃になり、常夏の島ならではの雰囲気と美しい南国の自然を楽しむことができるシーズンです。季節的には冬にあたり、朝夕や夜などはやや涼しくなるため、肌寒く感じることがあります。タヒチ最大のお祭り「Heiva I Tahiti ヘイヴァ・イ・タヒチ」が6月末から7月にかけて約1か月間行われ、タヒチアンダンスなどダンスや音楽や歌の祭典が繰り広げられます。
タヒチの雨季(12月~3月)
12月から3月は雨季にあたり高温多湿で気温は27~30℃と蒸し暑い時期になります。タヒチの雨季は真夏となるため、木々の緑が濃くなり、南国の花が咲き誇り、トロピカルフルーツが美味しい南太平洋らしい気候となります。この期間はタイミングによってはサイクロンの発生もあるため、ツアー価格が安い時期でオフシーズンとされます。またスコールは乾季も雨季も年中降りますが、雨季でもスコールが30分以上降り続くことはあまりありません。タイミングによっては太陽が燦々と輝く天気の日もあるため、タヒチの雨季は他の地域に比べ、特に運に左右されるかもしれません。
タヒチでの服装など
タヒチでは、年間を通して日中は基本的に日本での夏の服装で大丈夫ですが、雨が降った時や朝晩に肌寒くなることもありますので薄手の長袖や軽く羽織れる上着があると良いでしょう。また日差しが強い為、帽子やサングラスなどを紫外線対策として上手に使いましょう。あまり肌を焼きたくない方は、日焼けや紫外線対策としてUV対策グッズや薄手の長袖などで対応が必要となります。屋外との気温差がありますので冷房が効いた室内では薄手の長袖や軽く羽織れる上着などがあると便利ですので臨機応変に対応できるように準備しましょう。
ベストシーズンの見方 | 最良 | 良 | 暑季 | 雲雨多め | 雨季 | 涼寒 |
タヒチ ベストシーズン 5月~10月 / 乾季 4月~11月 | ||||||
上半期 | 1 月 | 2 月 | 3 月 | 4 月 | 5 月 | 6 月 |
乾季&雨季 | ||||||
平均最高気温(℃) | 30 | 30 | 31 | 31 | 30 | 29 |
平均最低気温(℃) | 23 | 24 | 24 | 23 | 23 | 21 |
降水量(MM) | 314 | 235 | 188 | 134 | 100 | 61 |
雨の日数 | 16 | 16 | 17 | 10 | 10 | 8 |
下半期 | 7 月 | 8 月 | 9 月 | 10月 | 11月 | 12月 |
乾季&雨季 | ||||||
平均最高気温(℃) | 28 | 28 | 29 | 29 | 30 | 30 |
平均最低気温(℃) | 21 | 21 | 21 | 22 | 23 | 23 |
降水量(MM) | 67 | 47 | 49 | 86 | 154 | 299 |
雨の日数 | 5 | 6 | 6 | 9 | 13 | 14 |
タヒチ アクセス
タヒチ(フランス領ポリネシア)は南太平洋のほぼ中央に位置し、東京からの距離は約9,500kmでエア タヒチ ヌイのノンストップ・フライトが就航おり、成田から直行便で行けるリゾートです。成田からパペーテ・タヒチ国際空港までの飛行時間は約11時間。夕方に日本を出発すれば、タヒチの朝に到着します。また乗り継ぎの場合多いのは、ホノルルからタヒチへ約5時間50分で週1便就航や、ロサンゼルスからタヒチへ約8時間30分で毎日就航、オークランドからタヒチへ約5時間で週6日就航などを利用することでタヒチ島までアクセスできます。
タヒチ基本情報
タヒチ島
タヒチ島はフランス領ポリネシア最大の島で首都パペーテがあり、タヒチの玄関口となるタヒチ・ファアア国際空港もタヒチ島に位置します。最高峰は標高2,241 mにも及ぶオロへナ山。島の周囲をサンゴ礁が取り巻き、火山島特有の黒い砂浜が多いのが特徴です。タヒチ島は大小の二つの島がヒョウタンのような形をしており、大きい方がタヒチ・ヌイ、小さい方がタヒチ・イティになります。フランス文化の影響を受けた港町でホテル、レスランなども多く、自然と街を両方楽しめるタヒチ訪問の観光客が必ず訪れる島になります。
タヒチ島
ボラボラ島
ボラボラ島はタヒチ島から北西約250km、1周約30kmの本島と周囲を約40kmの環礁が囲む島で世界的な憧れのビーチリゾートです。ボラボラ島中央のオテマヌ山とパピア山と美しい海の景観はタヒチを象徴する有名なロケーション。中心街である本島西側に位置するヴァイタペは素朴な雰囲気でラグーンの眺めが素晴らしく、マティラ岬エリアはラグジュアリーな水上コテージのあるホテルが並び、ハネムーンでの人気が高く、カヌーブレックファースト(カヌー朝食)や無人島へのモツピクニックツアー、サンセットクルーズ、ダイビング、シュノーケリングなどアクティビティも豊富に揃っています。
ボラボラ島
モーレア島
モーレア島は首都パペーテからフライトでわずか10分、タヒチ島から18kmの西側の島で数百万年前の海底火山の噴火によって生まれた自然豊かな自然は、画家ゴーギャンが「古城のようだ」と例えた雄大さを持ちます。また映画「南太平洋」のモデルとなった切り立った山々の景観が隠れ家リゾートの雰囲気を醸し出しています。リゾート施設は眺望に優れた島の北側に集中していて、クック湾やオプノフ湾の壮大な景色はタヒチの中でも最も美しい景色と言われています。
モーレア島
ランギロア島
ランギロア島はタヒチ島から北東へ約350km、240もの小さな島々が首飾りのようにつながるツアモツ諸島の中心的な島になり、島の内側にある巨大なラグーンは長さ約80km、幅20kmと世界で2番目に大きな環礁になります。火山島のタヒチ島やボラボラ島と違い、陸地にあまり起伏がなく、外洋とラグーンを島が隔てた環礁地形となります。ラグーンは水深が浅くシュノーケリングやダイビングが楽しめ、回遊魚の大群や数メートルにも及ぶナポレオンフィッシュなどを見ることが出来ます。
ランギロア島
テティアロア島
テティアロア島(環礁)は、タヒチの中心であるタヒチ島から北西へ約60kmに位置し、太古から変わらぬ美しい自然や生態系が残る美しい環礁の島です。テティアロアの歴史としては、かってタヒチの王族の夏の避暑地とされ、1967年には20世紀最高の俳優とも評されるマーロン・ブランドが所有していたことで知られています。テティアロアは、周囲を12の小島が美しいラグーンを囲む環礁の島で、オネタヒ島に世界中のトラベラー憧れの究極の贅沢を味わえるリゾートと評される「ザ ・ブランド」があります。
ザ・ブランド
ヒバオア島
フランス領ポリネシアのヒバオア島は、タヒチ島から北東に約1500kmにあるマルケサス諸島の最大の島で、フランスの詩人のジャック・ブレルが住んだ場所でもあり、フランス人画家のゴーギャンが晩年を過ごし没した島として知られています。古くの昔にマルキーズ諸島から新天地を求めた人々が太平洋のハワイやニュージーランドやイースター島に渡っていった歴史があり、太古の太平洋とタヒチの中心となっていました。
ヒバオア島
ボラボラ島西側のサンセットサイドに「コンラッド ボラボラ ヌイ」が2017年4月にオープンしました。以前のヒルトン・ボラボラヌイ・リゾート&スパが全館リニューアルし、コンラッドブランドに生まれ変わりました。
CONRAD BORA BORA NUI
コンラッド ボラボラヌイ
ADDRESS:BP 502 Vaitape, Bora Bora, 98730, French Polynesia
TEL: +689-40-603300
コンラッド ボラボラ ヌイ
南太平洋に浮かぶ憧れのフレンチリゾート!
タヒチ ベストシーズン 5月~10月 / 乾季 4月~11月
南太平洋のポリネシアに浮かぶタヒチは、赤道に近いことから常夏で高温多湿の亜熱帯性気候に属します。年間の平均気温は約27℃、海水の平均温度が26℃となり、年間を通じて温暖な気候です。タヒチは南半球に位置するため、日本とは季節が逆になり、4月から11月が冬の乾季で、12月から3月が夏の雨季となります。
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