世界最高の島とも評されたフィリピン有数のリゾート「ボラカイ島」
フィリピンの首都マニラから南に約200kmのシブヤン海のビサヤ諸島西端に位置するボラカイ島。長さが約7.5km、幅は最も狭い場所で約2kmという小さな島が世界的に有名になった理由は、西側に広がる約4kmの白砂のきめ細かいホワイトビーチがアジアNo.1ビーチといわれていることからです。美しい遠浅のビーチが沖合い50m程まで続き、海の透明度も抜群でサンセットも楽しめます。島の西側のビーチエリアは顧客満足度の高い高級ホテルも多く、ビーチリゾートをラグジュアリーに過ごせます。スキューバダイビングも人気で島内には約20件のダイビングショップがあります。観光の拠点の街としてはヤパック、バラバグ、マノック・マノックとなり、商業施設やホテルで賑わいを見せるのはホワイト・ビーチに沿ったバラバグになります。ボラカイ島は、リゾートに必要なホテルとビーチと街が島内にコンパクトにまとまっているため、リゾート滞在を快適に過ごすことが出来ます。アクティビティとしてはアイランドホッピングが人気で、スリリングな洞窟のあるクリスタルコーブ島や南東にあるクロコダイル島はボラカイ島周辺では特に珊瑚礁が美しく、人気のシュノーケリングポイントになっています。
◆ボラカイ島2018年10月26日より段階的にホテル再開
◆ボラカイ島 観光客立ち入り禁止(2018年4月26日~最大6カ月間)について
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ボラカイ島 気候の特徴
ボラカイ島の気候は、熱帯モンスーン気候で年間を通して温度差が少なく、年間平均気温は26℃~27℃で乾季と雨季が比較的はっきりしています。乾季の時期は12月から5月で、雨季の時期は6月から11月となります。
乾季の時期は12月から5月となり、北東の季節風が吹き、晴天の日が多くなります。ベストシーズンは晴天率が非常に高くなる2月から4月となります。12月から5月まではハイシーズンといわれる時期となり、観光客も多くビーチも街も賑わいます。ビーチリゾートでは、天気により目に映る景観は大きく変わります。眩しい太陽が輝くことで、抜けるような青空と白く輝くビーチとエメラルドグリーンの美しい海を見ることが出来ますのでベストシーズンでの滞在をお勧めします。
雨季の時期は6月から11月となり、3月から南西の季節風が吹き、5月から雨量が徐々に増え、雨季へ移行します。7~10月は雨も風も強くなりますが、雨季でも一日中雨が続く事はなく、朝晩にスコールが降る程度で晴天の日もあります。8月の風速が一番強く、10月の降水量が最も多くなります。ビーチ沿いには防風ネットが張られ景観は少し悪くなりますのでご注意をください。ローシーズンといわれる時期は同じく6月から11月までとなり、ツアーやホテル料金もかなり安くなります。
ボラカイ島での服装など
ボラカイ島では、年間を通して日中は基本的に日本での夏の服装で大丈夫ですが、雨が降った時や朝晩に肌寒くなることもありますので薄手の長袖や軽く羽織れる上着があると良いでしょう。また日差しが強い為、帽子やサングラスなどを紫外線対策として上手に使いましょう。あまり肌を焼きたくない方は、日焼けや紫外線対策としてUV対策グッズや薄手の長袖などで対応が必要となります。屋外との気温差がありますので冷房が効いた室内では薄手の長袖や軽く羽織れる上着などがあると便利ですので臨機応変に対応できるように準備しましょう。
ベストシーズンの見方 | 最良 | 良 | 暑季 | 雲雨多め | 雨季 | 涼寒 |
ボラカイベストシーズン 2月~4月 / 乾季 11月~5月 | ||||||
上半期 | 1 月 | 2 月 | 3 月 | 4 月 | 5 月 | 6 月 |
乾季&雨季 | ||||||
平均最高気温(℃) | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 33 |
平均最低気温(℃) | 22 | 22 | 23 | 24 | 25 | 24 |
降水量(MM) | 114 | 55 | 50 | 60 | 191 | 350 |
雨の日数 | 9 | 6 | 5 | 5 | 10 | 18 |
下半期 | 7 月 | 8 月 | 9 月 | 10月 | 11月 | 12月 |
乾季&雨季 | ||||||
平均最高気温(℃) | 31 | 30 | 30 | 31 | 30 | 30 |
平均最低気温(℃) | 24 | 24 | 24 | 24 | 24 | 23 |
降水量(MM) | 429 | 460 | 349 | 356 | 285 | 212 |
雨の日数 | 20 | 19 | 18 | 18 | 14 | 12 |
ボラカイへのアクセス
日本からボラカイ島への直行便はないため、マニラやセブで国内線に乗り換えとなります。ボラカイ島南に隣接するパナイ島の北端にあるカティクランの町を目指すため、マニラやセブの空港からフィリピン航空、セブパシフィック航空、エアーフェルエックスプレス、ゼストエアウェイズ、シーエアー航空などの国内線航空会社に乗り換えとなり、バスやタクシーでターミナルを移動することもあります。カティクランの空港はカリボ空港とカティクラン空港となり、カリボ空港はカティクラン港の東約70kmのところにあり、港までシャトルバスで1時間30分の移動となります。カティクラン空港はカティクラン港まで車で約15分ですが、運賃は高くなり、便数や変更も多く、日本からの乗り継ぎで翌日になったりと時間的に厳しい場合もありますので無理のない日程で計画しましょう。カティクラン港からボラカイ島へはボートで約15分でカグバンに到着します。ホテルへは専用ボートやホテルの送迎車やトライシクルなどになります。
ホワイトビーチ / White Beach in Boracay
フィリピン・ボラカイ島の「ホワイトビーチ」は、トリップアドバイザー「トラベラーズ チョイス」の世界のベストビーチで、2014年にアジアの1位を2年連続で受賞したビーチとなり、ボラカイ島を世界が認めるビーチリゾートして有名にしました。島の西側に広がる約4kmのビーチは遠浅で約50m続いており、海水の透明度も抜群で、砂はきめ細かい白砂のビーチとなります。サンセットも美しく、ビーチに沿いのホワイトビーチロードにはレストランやバーやホテルなどが並び、ボラカイの中心地となります。
シャングリ ラ ボラカイ リゾート & スパ / Shangri-La’s Boracay Resort & Spa
カティクランのホテル専用ラウンジからボートでホワイトビーチに沿って約30分。ボラカイ島北西部のプカシェルビーチに位置する2009年オープンのビーチリゾート。海と空が織りなす紺碧のグラデーションと黄金色の夕日を楽しめます。36のヴィラとスイートを含む219の客室(60㎡~)は全室オーシャンフェイシング。ビーチもプールも施設も充実したラグジュアリーリゾートで大自然に囲まれた贅沢な時間を楽しめます。
ディスカバリー ショアーズ ボラカイ / Discovery Shores Boracay
「ディスカバリー ショアーズ ボラカイ」は、2007年にオープンしたボラカイ島のホワイトビーチの北側にある山の傾斜を生かした白を基調としたビルディングのデザインと流れる滝などゴージャスでスタイリッシュなリゾートです。ボラカイを代表するリゾートの一つで世界のベストホテル部門ランキングに度々登場する全88室のみのスモールラグジュアリーとなります。