アンダマン海に浮かぶ秘島リゾート ピピ島
ピピ諸島はプーケットの南東48km、クラビからは南下して42kmの距離に位置するアンダマン海にあり、ピピ・ドン島、ピピ・レ島、ビダ・ノーク島、ビダ・ナイ島、ユン島、パイ島の6つの島からなり、クラビ県に属しています。ボートトリップで行ける珊瑚礁に囲まれたアンダマン海の隠れ家リゾートです。珊瑚礁に囲まれた美しいラグーンは、熱帯魚の楽園が広る紺碧の海は大きな岩が切り立ち、太古の島に迷い込んだ気分にさせてくれます。マヤベイがあるピピ・レ島は、レオナルド・ディカプリ主演の映画『ザ ビーチ』の舞台となったことで世界的に有名になりました。滞在のメインとなるのはピピ・ドン島でピピ諸島で最も大きな島になり、トンサイ湾が地域の交通の起点として、リゾートホテルなどの宿泊施設やレストランなどが揃っており、旅行滞在の中心になります。またピピ・レ島はタイでも有数のダイビングスポットを持ち、ピピ・ドン島の4分の1程の無人島で、「バイキング・ケープ」と呼ばれる洞窟もあります。
ピピ・レイ島のマヤビーチが環境保護で一時立入禁止に
タイ国立公園局は、2018年3月にピピ・レイ島(Koh Phi Phi Ley)のマヤビーチを、6月から9月まで閉鎖することを発表しました。レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)主演の映画『ザ・ビーチ(The Beach)』の舞台として人気観光地となっているマヤ湾(Maya Bay)は、観光客が多いときには1日2000人から4000人も訪れ、当局は閉鎖に先立ち2月からサンゴ礁の損傷を食い止めるためマヤ湾内での船の係留を禁止していました。閉鎖期間はモンスーンの季節に当たる6月から9月までで、4か月間閉鎖することで生態系の回復を目指し、立入禁止期間終了後は、1日2000人以下に制限される予定です。
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ピピ島 気候の特徴
ピピ島の気候は熱帯性気候に属し、1年の中で大きく乾季、暑季、雨季の3つの気候の特徴で分けることが出来ます。11月~3月が乾季で、4月~5月が暑季、6月~10月が雨季になります。
11月~3月が乾季で、季節風が弱まるため気候が安定します。平均気温は24℃~32℃で、湿度もあまり高くなく、心地よい風が吹き、海の透明度が高くて波も穏やかなので、ダイビングをはじめとするマリンスポーツを楽しむにはこの時期が適しています。クリスマスや年末年始を挟むハイシーズンなので航空運賃、ツアー料金、宿泊料金は高くなります。 年中になりますが、レストランやホテルなどエアコンの効きすぎで肌寒い場合もありますので羽織るものを用意しておくと安心です。
乾季の中でも特に1月~3月は年間で最も降水量が少ない時期になり、晴天率も高く旅行で訪れるにはベストなシーズンです。観光客もかなり多くなりますので、人気のホテルの予約は早めにしたほうが良いでしょう。人気のレストランや各種ツアーも混雑しますので予約や時間をずらすなどの臨機対応も必要な場合があるかもしれませんので頑張りましょう。
4月~5月が暑季といわれ、一年中で最も暑い季節になります。暑季の平均気温は27℃~35℃で最高気温も35℃を超えることもあります。日差しがとても強いため、暑季が連日続きますので、熱中症や日射病には特に注意が必要で、日焼け止めクリーム・サングラス・帽子などの日焼け対策をしましょう。
雨季の6月~10月の平均気温は25℃~32℃で、6月~7月は比較的天候が良い日が多いですが、モンスーンの影響で徐々に風が強くなり、朝夕にスコールが降ることが多くなります。一日中ずっと降り続くわけではなく、降ったり止んだりといった日が続きます。モンスーンの影響を受けやすい島の西側は、波が高くなるので遊泳禁止になることも多く、海の透明度もかなり悪くなり、マリンスポーツを楽しむ際には注意が必要です。ローシーズンのため、航空運賃、ツアー料金、宿泊の料金も安くなります。
ピピ島での服装など
ピピ島では、年間を通して基本的に日本の真夏の服装で大丈夫ですが、日差しが強い為、帽子やサングラスなどを紫外線対策として上手に使いましょう。あまり肌を焼きたくない方は、日焼けや紫外線対策としてUV対策グッズや薄手の長袖などで対応が必要となります。屋外との気温差がありますので冷房が効いた室内では薄手の長袖や軽く羽織れる上着などがあると便利です。また雨が降った時や朝晩に肌寒くなることもありますので臨機応変に対応できるように準備しましょう。
ベストシーズンの見方 | 最良 | 良 | 暑季 | 雲雨多め | 雨季 | 涼寒 |
ピピ島 ベストシーズン 1月~3月 / 乾季 11月~3月 | ||||||
上半期 | 1 月 | 2 月 | 3 月 | 4 月 | 5 月 | 6 月 |
乾季&雨季 | ||||||
平均最高気温(℃) | 30 | 31 | 31 | 32 | 32 | 31 |
平均最低気温(℃) | 24 | 24 | 25 | 25 | 25 | 26 |
降水量(MM) | 48 | 25 | 52 | 130 | 310 | 260 |
雨の日数 | 6 | 4 | 6 | 10 | 18 | 18 |
下半期 | 7 月 | 8 月 | 9 月 | 10月 | 11月 | 12月 |
乾季&雨季 | ||||||
平均最高気温(℃) | 31 | 31 | 31 | 31 | 31 | 30 |
平均最低気温(℃) | 25 | 25 | 25 | 24 | 24 | 24 |
降水量(MM) | 270 | 260 | 370 | 330 | 230 | 91 |
雨の日数 | 18 | 18 | 20 | 20 | 17 | 12 |
ピピ島 アクセス
関西空港からタイ国際航空673便を利用した場合は同日でピピ島へ到着できます。基本的にプーケットもしくはクラビに前泊してからピピ島へ入るのが一般的で、プーケットとピピ島でのツアーが人気です。プーケット、クラビまでは成田からの直行便やバンコク経由の乗り継ぎで日本⇒約6時間⇒バンコク⇒約1時間20分⇒プーケット着、クラビ着となります。その後、大型フェリーで約90分程でピピ・ドン島に到着です。また定期船でプーケットから2~2時間30分、クラビから約90分となります。フェリーのスケジュールは、プーケット⇒ピピ島 08:30、13:30 / ピピ島⇒プーケット 09:00、14:30 。クラビ⇒ピピ島 10:00、1500 / ピピ島⇒クラビ 09:00、14:30 。
トン・サイ・ヴィレッジ
ピピ・ドン島トン・サイ湾のトン・サイ・ヴィレッジは、ピピ島の玄関口でピピ諸島の中心になります。トン・サイ・ヴィレッジはホテルやレストラン、カフェ、ディスコ、旅行代理店、雑貨屋さんなどが多数集まり、離島の雰囲気たっぷりの街並みで生活と諸島内の交通拠点となっています。道幅が狭いため車は通れず、徒歩、自転車、バイクが陸路での移動手段となります。また諸島内の移動は海上のロングテイルボートやスピードボートでの移動となり、同じ島の中でも陸路の内ビーチやリゾートへボートでしかアクアセス出来ないことも多い。
レームトン・ビーチ
ピピ・ドン島の北東部にあるビーチ。陸路でのアクセスは険しい山が続くため、ボートでのみ可能。トンサイ湾からロングテイルボートで約25分、スピードボートなら約10分程でのアクセスになります。リゾート内でゆっくり過ごす方には人気のビーチリゾート。白砂のビーチとエメラルドグリーの海を満喫できます。レームトンビーチに「ジヴォラ」、「ピピナチュラルリゾート」をはじめ4つのリゾートがオンザビーチの軒を連ねています。のんびり過ごすには最適なビーチです。またピピ・ドン島では、トンサイ湾北側のローダラムビーチはピピ アイランド カバナ ホテルなどがあり、こちらも静かなバカンスを過ごせるビーチとして人気です。南東部にあるボートで約15分のロングビーチも観光客に人気のビーチです。
ジボラ リゾート/ Zeavola Resort
ピピ・ドン島の北東部、トンサイベイからボートで30分のレームトン・ビーチに位置するスモール・ラクシャリー・ホテルズ・オブ・ワールドのメンバーでもあるジボラ リゾートはタイの昔の村をイメージした隠れ家リゾート。ジボラとは海への愛という意味。52棟のヴィラは40㎡~でロケーションやプールなどでカテゴリーがあり、寝室以外はアウトドアなデザイン。レストランはメインの「バジル」とオンザビーチの「タカダ」。プーケットのロイヤル・プーケット・マリーナからリゾート所有のボートで1時間15分のアクセスも可能。1日1回運行で往路がロイヤル プーケット マリーナ 14:00 出発⇒ジボラ 15:15頃 到着で帰路は、ジボラ 11:00 出発⇒ロイヤル プーケット マリーナ 12:15頃 到着となります。のんびりと静かな美しいビーチでモスキート・アイランドやバンブー・アイランドも望めます。
11 Moo 8 Laem Tong, Koh Phi Phi, Ao Nang, Krabi 81000, Thailand
Tel: (66) 7562 7000 Email: reservation@zeavola.com
チャーンビール
タイプ:ピルスナー / 原材料:大麦・穀類・ホップ / 容量:330ml / アルコール度数:約 5%豹柄のデザインでチャーンビール、シンハーとシェアを争うライバルビール。タイの若者に人気の爽快ライトビール。ビーチでも爽快な気分を味わいましょう。
映画『ザ ビーチ』でも有名なピピ島!
ピピ島 ベストシーズン 1月~3月 / 乾季 11月~3月
ピピ島の気候はほぼクラビと同じで乾季が10月から4月、雨季が5月から9月となります。ベストシーズンは11月頃から3月頃までで透き通るようなエメラルドグリーンの海の色を楽しめます。この期間は湿度もあまり高くなく、過ごしやすいのですが、3月と4月はかなり暑くなります。
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