ロスカボス旅行の基本情報

ロスカボスへのアクセス

メキシコシティ乗継ぎでは、成田からアエロメヒコ航空が運行する直行便（約15時間）でメキシコシティへ行き、国内線（アエロメヒコ航空など）に乗り継いでロス・カボス国際空港（サン・ホセ・デル・カボ国際空港）まで約2時間半弱のフライトになります。アメリカ国内から乗り継ぐことも可能で、日本からはロスアンゼルスやサンフランシスコを経由する一般的になります。ユナイテッド航空(UA)、アラスカ航空(AS)、メキシカーナ航空（MX)などが運航していて、約2～3時間の所要時間となります。ロス・カボス国際空港からロス・カボスのリゾートエリアへは中心地までは車で約15分となり、空港内のカウンターでチケットを購入し、タクシーやシャトルバスなどで移動となります。

ロスカボス　気候の特徴

ロスカボスは、年間300日晴天といわれるほど、晴れの多いエリアです。年間平均気温は26℃で、夏季（5月～11月）と冬季（12月～4月）に大きく季節は別れ、8月～9月には午後にスコール的な雨の降る雨季となります。年間を通して雨が少なく乾燥しており、日中と夜間の気温差が激しいことも特徴です。一般的な観光シーズンは、米国やメキシコの避寒地として冬季から夏季初めの10月から5月といわれています。この時期は1日の中で気温差のある時期のため、臨機対応できる服装を用意しましょう。夏のロスカボスは日中の最高気温は38℃まで上がり、本当に暑くなるため、ビーチリゾートとしてのベストシーズンは5月から7月と10月になります。8月と9月は暑季となり、ローシーズンとされています。ホテル価格も多少安くなります。ハリケーンシーズンとしては、5月中旬から10月で発生しますが、ロスカボスには8月から10月までの期間でまれに直撃することがあり、大きな被害の出ることもあるので注意が必要です。

時差

日本との時差は－16時間（日本よりも16時間遅れている）です。サマータイム期間は－15時間（日本よりも15時間遅れている）です。夜8時は、日本の翌日の正午12時となり、ロスカボス時間に4時間足して昼と夜を逆にすると、簡単に日本の時間がわかります。

通貨

メキシコの公用通貨はメキシコペソですが、以前はロスカボスではほとんどの場合米ドルを使用できたため、米ドルで両替していましたが、メキシコ政府より、アメリカドルの流通を制限する方針が示され、以前ほど米ドルが自由に使用できなくなりました。日本円からペソへの両替は日本の空港でもできますが、米ドルを持って行って米ドルからペソへの両替の方が日本円からペソに両替するよりも換金レートが良いため、手数料はかかりますが、2016年現在は米ドルで持っていき、状況によってペソに両替することをお勧めします。また米ドルで支払った場合、お釣りはペソで返ってくる場合があります。 クレジットカードはほとんどのお店・ホテルで使えますが、JCBカードはアメリカンエキスプレス取扱い店舗で利用可能、ダイナースカードはほぼ使用不可です。 カードでのキャッシングは銀行やショッピングモール内にあるATMを利用出来ますが、引き出し可能な通貨はペソとなります。 トラベラーズチェックは受け付けていないところが多いため、注意しましょう。

メキシコペソは、現在、以下の通貨が使用されています。(１ペソ＝100センターボ)
　コイン: 10、20、50センターボ、1、2、5、10ペソ。 (センターボコインはあまり使われません。)
　紙幣: 20、50、100、200、500、1,000ペソ

チップ

メキシコにはアメリカと同じくチップの習慣ががあります。通常、レストラン（ファーストフード以外）では合計金額の10％～15％が目安となります。クレジットカードでの支払いや、ホテルでまとめての支払いにする場合にも英語でTIP、スペイン語でPROPINA（プロピーナ）と書かれた欄に金額を書き込み、総合計に含められるようになっています。

【タクシー】タクシーや路線バス等の公共機関の利用に際しては、チップは必要ありません。

【レストラン】料金の10％から15％が目安。おつりの小銭をテーブルに残すのが基本です。

【ホテル】ポーターに荷物を運んでもらったり、ルームサービスを頼んだ場合にはM$10～20程度です。

【ツアーやアクティビティ】ツアーガイドやダイビングガイドなどにはM$20～50程度です。

付加価値税「IVA」

メキシコには日本の消費税と同じ、「IVA」と呼ばれる付加価値税があります。付加価値税は地域によっても異なり、カンクンやロスカボスなどでは10％、それ以外の場所では16％のIVAが課税されます。しかし、食料品にはこの税金はかかりません。

交通手段

【タクシー】
タクシーは、メーター制ではなく移動距離の区間制となり、流しのタクシーは少ないため、ホテルやレストランなどででタクシーを呼んでもらいましょう。必ず乗車前に運転手と料金の確認を行ってから乗車しましょう。
【バス】
カボ・サンルーカスとサンホセ・デル・カボの区間を公共バスが約10分おきに運行しています。 区間内はバス停だけではなく、どこでも乗り降りが可能です。

飲料水・食事

ホテル内の水は浄水されていますが、飲料水としては水道水ではなく市販のミネラルウォーターのご利用をお勧めします。 野菜類は生水を用いて処理されている可能性があり、生野菜や生肉を避け、なるべく火の良く通った物を食べるようにしましょう。

言語

メキシコでの公用語はスペイン語です。しかしロスカボスでは英語の普及率が非常に高いため、英語での会話が可能です。

メキシコ旅行で役立つ言葉