「ロンボク島」は、インドネシアのビーチリゾート「バリ島」から東へ約50km、航空機で約40分、首都のジャカルタから航空機で約2時間の距離に位置し、手付かずの自然や美しい白砂ビーチ、透明度の高い海と30年前のバリ島とも言われる素朴な島の雰囲気が魅力となっています。面積はバリ島より少し大きく、ロンボクとは「とうがらし」という意味です。バリ島のようにリゾート開発が進みつつありますが、まだまだ静かで透明度の高い海でのシュノーケリング、ダイビング、サーフィンなどを楽しめ、ホテルでのリゾートライフも満喫できるおすすめのシークレット・アイランドです。またロンボク島の北西部に並んだ三つの島(ギリ・アイル、ギリ・トラワンガン、ギリ・メノ)からなるギリ・アイランドの西側に位置する3島の中で最も大きいトラワンガン島は、「パーティーアイランド」として有名です。
ロンボク島はバリ島に近くにありながら、宗教や文化、生態系などが全く異なります。二つの島の間にあるロンボク海峡には、オーストラリアとアジアの生態系を分ける境界線で生物地理上の「ウォーレスライン」が通っているため、バリ島とロンボク島では異なった動植物が育つ環境となっています。内陸部にはリンジャニ山 (3726 m) がそびえ、南麓には広いサバンナが広がり、ヒンドゥー教とイスラム教の儀礼が共存した独特の文化を形成しています。観光の拠点となるのは、ロンボク島西海岸のリゾートエリアである「スンギギ」、美しいサンゴ礁とビーチが広がる北西部に並んだ三つの島々「ギリ・アイランド」、世界中のサーファーが憧れるサーフポイントが点在する「クタエリア」で、バリ島とは一味違った雄大な自然に触れながらロンボク島を満喫することができます。
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ロンボク島 気候の特徴
熱帯モンスーン気候に属属するロンボク島は、インドネシアは赤道直下に位置し、乾季と雨季の2つの季節があります。年間を通して平均気温は約28度と高温多湿な熱帯の気候となります。
乾季 4月~10月 / ベストシーズン 5月~8月
乾季は4月から10月までで湿気が少なくカラッとした気候で、日本の夏より過ごしやすい天気が続きます。湿度が低いため、日によっては夜間は肌寒く感じるほど昼と夜の気温差があります。ベストシーズンとなる5月~8月は天気も良く、観光やアクティビティを楽しむには絶好の時期になります。暑さ対策と合わせて屋内の冷房もかなりきついので両面から対策をしましょう。
雨季 11月~3月
雨季は11月から3月までで湿度もかなりあり、蒸し暑い日が続きます。毎日雨が降るというわけではありません。曇りの日が多くなり、雨が降るのは一日に多くても2~3時間ということが多く、スコールが一気に降って、その後は青空が広がり、明るい太陽・美しい夕焼けが輝きます。しかし激しい雨の場合に排水設備の良くない地域では被害もありますので注意しましょう。
ロンボク島での服装など
ロンボク島では、年間を通して日中は基本的に日本での夏の服装で大丈夫ですが、雨が降った時や朝晩に肌寒くなることもありますので薄手の長袖や軽く羽織れる上着があると良いでしょう。また日差しが強い為、帽子やサングラスなどを紫外線対策として上手に使いましょう。あまり肌を焼きたくない方は、日焼けや紫外線対策としてUV対策グッズや薄手の長袖などで対応が必要となります。屋外との気温差がありますので冷房が効いた室内では薄手の長袖や軽く羽織れる上着などがあると便利ですので臨機応変に対応できるように準備しましょう。
天気の傾向 | 最良 | 良 | 暑季 | 雲雨多め | 雨季 | 涼寒 |
季節予報 |
ロンボク島 ベストシーズン 5月~8月 / 乾季 4月~10月 | ||||||
上半期 | 1 月 | 2 月 | 3 月 | 4 月 | 5 月 | 6 月 |
乾季&雨季 | ||||||
平均最高気温(℃) | 31 | 31 | 31 | 32 | 32 | 31 |
平均最低気温(℃) | 24 | 24 | 24 | 24 | 23 | 22 |
降水量(MM) | 97 | 122 | 135 | 92 | 60 | 27 |
雨の日数 | 15 | 15 | 15 | 12 | 7 | 5 |
下半期 | 7 月 | 8 月 | 9 月 | 10月 | 11月 | 12月 |
乾季&雨季 | ||||||
平均最高気温(℃) | 30 | 31 | 31 | 32 | 32 | 31 |
平均最低気温(℃) | 21 | 21 | 22 | 23 | 24 | 24 |
降水量(MM) | 18 | 4 | 28 | 109 | 216 | 140 |
雨の日数 | 4 | 2 | 3 | 9 | 13 | 17 |
日本から直行便はないため、デンパサール経由、もしくはジャカルタ経由がおすすめです。日本からインドネシアまでのフライトは、直行便で約7時間。直行便はガルーダ・インドネシア航空がデンパサール(成田、中部、関空発着)とジャカルタ(成田発着)へ運航。全日空と日本航空も成田~ジャカルタ間を運航。インドネシア渡航の際のパスポート残存有効期間は6カ月以上で、査証欄の余白3ページ以上が必要です。 観光目的の日本人は30日以内の滞在であればビザの取得が免除になりました。
ロンボク島へは、ロンボク国際空港にガルーダインドネシア航空が毎日3便、朝・昼・夜と周航しており、バリ島からガルーダインドネシア航空国内線で約40分、ジャカルタからガルーダインドネシア航空国内線で約2時間。2011年10月にロンボク国際空港(バンダラウダラ空港)がスンギギエリアから車で約90分の距離に出来ています。
海路は片道約4時間で、近年はバリ島のパダンバイやベノア港からスピードボードが出るようになり、約1時間半~2時間ほどでロンボク島にアクセス可能となりました。
ロンボク島の南部に位置するサーファー憧れのクタエリア。ロンボク島で一番美しいと言われるタンジュンブノア・ビーチやクタ・ビーチなど人気の隠れ家ビーチが広がります。
ロンボク島西海岸に位置するスンギギは、海岸近くには高級リゾートホテルから安宿までが並び、メインのスンギギストリートにはカフェやレストランがあり、島内で最初に観光開発が進められたエリアです。ビーチにはヤシの木が立ち並び、南国の雰囲気でスローな時間を過ごせます。サンセットの時間は対岸に見えるバリ島のアグン山とロンボク海峡の間に沈む夕日を楽しめます。
ロンボク島の北西部に並んだ三つの島(ギリ・アイル、ギリ・トラワンガン、ギリ・メノ)からなるギリ・アイランドには美しいサンゴ礁とビーチが広がります。ロンボク島のハーバーからスピードボートで約15分の距離で、サンゴ礁が浅瀬で広がっている為、透明度の高い海でシュノーケル、ダイビング、サーフィンなど楽しめます。ギリ3島の間の潮の流れはかなり強いので、十分に注意しましょう。
また西側に位置する3島の中で最も大きいトラワンガン島は、「パーティーアイランド」として有名です。車やバイクは禁止で馬車と自転車が走る小さな島です。島を一周歩いてみても3時間ほどの小さな島で、レンタサイクルもできます。海辺には雰囲気の良いスタイリッシュなレストランやヴィラやバーが並び、新鮮なシーフードやナイトライフが充実した欧米人に人気のリゾートです。
バリ島のスミニャックで有名な高級リゾートのジ・オベロイの姉妹ホテルが、ロンボク島にもあります。ジ・オベロイ・ロンボクはスンギギの約20km北に位置し、約3万坪の広大なトロピカルガーデンに囲まれ、インフィニティプールやレストラン、バー、フィットネスセンター、スパなど施設も充実。静かな環境で癒しのひと時を過ごすことができるラグジュアリーリゾートです。
シェラトン・スンギギビーチリゾートは、スンギギのビーチフロントに建つシェラトン・ブランドの高級リゾート。
プライベートビーチを散策したり、トロピカルガーデンでゆっくりくつろいでみたり、ラグーンプールで泳いだりとリゾートライフを満喫できる施設が充実しています。
「神々の棲む島」と呼ばれるバリ島でゆっくりとリゾート・ステイ!
バリ島 ベストシーズン 5月~8月 / 乾季 4月~10月
一般的に5月~8月がバリ島 のベストシーズン。11月~3月が雨季で果物が美味しい季節。朝・晩はスコールがありますが、日中は晴れることも多い。バリは高温多湿の熱帯性気候で、1年を通じて夏服で過ごせます。日差しが強いため、帽子・サングラス、ホテルの冷房対策に長袖も必要。
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