イビサ島旅行のベストシーズン

美しい地中海と世界遺産の街並み

イビサ島は、島自体がユネスコの世界遺産として登録された美しい街並みと地中海の美しい海や自然に囲まれたリゾートアイランドです。イビサ島は、スペイン・バレンシアの東約80kmの地中海沖合のバレアレス諸島にあり、日本の淡路島とほぼ同じ大きさで、バレアレス諸島は、マヨルカ島が最大の島として有名です。地中海リゾートとしてイギリスやドイツなどヨーロッパから多くの観光客が訪れ、世界遺産とビーチリゾートを両方楽しめるだけでなく、世界一のパーティーアイランドとしても知られており、1980年代後半からクラブカルチャーの中心的な役割を担う「クラブミュージックの聖地」とも呼ばれています。

イビサ島　気候の特徴

イビサ島の気候の特徴は、地中海に面した地中海性気候となり、1年を通して過ごしやすい気候です。冬は温暖で雨が多く、夏は高温で乾燥しています。

イビサ島のビーチでのベストシーズンは、6月～9月になります。日本に比べて湿度が低いのでカラッとした暑さです。この時期は日差しがとても強いので日よけ対策をしっかりする必要があります。世界遺産や自然を楽しむ観光での旅行時期として適しているのは4月～6月と9月～10月になります。ビーチやクラブイベントを楽しむのであれば夏の時期が良く、観光をメインに楽しみたいのであれば春・秋の時期を選びましょう。

オフシーズンである冬には一定の降水量がありますが、温暖です。ただし島内にある店舗やクラブ、バー、ホテル、などは営業を見合わせるところも多くありますので注意しましょう。

 イビサ島へのアクセス

日本からイビサ島への直行便がないため、ヨーロッパの各都市からイビサまでの直行便に乗り換えとなります。乗り換える都市での観光などを楽しむ滞在プランを入れて、イビサと2都市滞在を楽しむことも可能です。ヨーロッパのイビサへの直行便がある航空会社は、ブリティッシュ・エアウェイズ、スイスインターナショナルエアラインズ、KLM（オランダ）、アリタリア航空、ルフトハンザ（ドイツ）、オーストリア航空などになります。各国の主要都市から1時間～2時間半程度でのフライトとなります。スペイン国内からはマドリッドやバルセロナといった主要都市から国内線フライトで1時間～1時間半程度でイビサ空港へ到着となります。

世界遺産

イビサ島には、美しい海や自然から独自の生物生態系があり、中世にタイムスリップしたような街並みから自然遺産と文化遺産を合わせた複合遺産として、島全体が1999年にユネスコの世界遺産（複合遺産）に登録されています。イビサ島の中心都市は島の南東部にあるイビサ・タウンと、西にあるイビサ島第二の都市サン・アントニになり、歴史を遡るとカルタゴ、ローマ帝国、東ローマ帝国などの支配をうけてきたため、各所に各時代の文化遺産が残り、「ダルト・ヴィラ（Dalt Villa）」の白い街並みからは、地中海を一望できます。

世界一のパーティーアイランド

イビサ島は、パーティー・アイランドとして知られており、1980年代後半からクラブカルチャーの中心地で「クラブミュージックの聖地」と呼ばれています。イビザ最大のクラブ「Amnesia（アムネシア）」が泡パーティーの発祥として有名で、「Privilege（プリビレッジ）」や、「Es Paradis（エス・パラディス）」など数千人を収容するクラブなどで有名DJを呼んでのイベントも6月から9月まで開催されています。