ドゥブロヴニク旅行のベストシーズン

アドリア海の真珠と謳われる「ドゥブロヴニク」

ドゥブロヴニクは、東ヨーロッパのクロアチアにあり、紺碧のアドリア海を望むオレンジ屋根で統一された街並みが美しいことで有名です。15〜16世紀に地中海交易の拠点として発展した歴史を持つドゥブロヴニクの旧市街地は、1979年に世界遺産に登録されました。またジブリ映画の「紅の豚」や「魔女の宅急便」の舞台としても知られています。アドリア海の青色と城壁の白色と屋根のオレンジが鮮やかなコントラストを見せる美しい町並みは「アドリア海の真珠」とも謳われています。

ドゥブロヴニク　気候の特徴

ドゥブロヴニクの気候は、地中海性気候で年間を通して降水量は少なく温暖です。夏は湿度は少なく、からりと晴れた日が多く、冬に雨が多くなりますが日本の梅雨のような降り方ではありません。10月から4月にかけて「ボーラ」と呼ばれる北東から強風や雷雨が起こりやすいなど他の地中海性気候と少し異なる地域特性も持っています。

観光のベストシーズンは、5月～9月になります。7月～8月は日差しが強く、暑くなるため、観光目的には厳しいかもしれません。
海で泳ぐことのできるのは6月～9月上旬となり、ビーチリゾートのベストシーズンは、7月～8月になります。夏の日差し対策に日焼け止めやサングラスなどを目の紫外線対策として上手に使いましょう。朝や夜に冷え込むこともあるので羽織るものを用意しましょう。

サマータイム（3月最終日曜日から10月最終日曜日まで1時間早くなる）があり、夜も9時くらいまで空が明るく、1日を長く感じられます。

9月後半からだんだんと気温が下がりはじめ、ドゥブロヴニクは緯度が高いため、11月～2月の夜は夕方4時くらいから暗くなります。冬はオフシーズンになり、飛行機の便が減るため、注意が必要です。

ドゥブロヴニクへのアクセス

日本からドゥブロヴニクへの直行便はありません。そのため、ヨーロッパの主要都市経由でのアクセスになり、2都市滞在などのツアーが人気です。成田・名古屋・関西空港から人気の路線は、ヘルシンキ経由（約9.5～10.5時間）やウィーン経由（約12時間）で更に1.5時間～3時間の乗継移動でドゥブロヴニク空港に到着となります。ドゥブロヴニク空港はドゥブロヴニク市内中心部から約15km南に位置し、空港シャトルバスで約30分です。

ドゥブロヴニク旧市街

旧市街を約2Kmに渡って囲む堅固な城壁に囲まれたドゥブロヴニク旧市街は、歴史的建造物が並ぶ世界遺産の街です。
旧市街の全長約300mの「プラツァストリート」は、旧市街のメインストリートで1438年に造られた城門であるピレ門から旧市街に入り、広場にあるオノフリオの大噴水やその広場に面して立つフランシスコ会修道院、ラグーサ共和国の歴代総督が住んだ旧総督邸や16世紀に建造された後期ゴシック様式とルネサンス様式が融合したスポンザ宮殿など歴史的な建造物があります。城壁からは町並みを見渡すことが可能で、オレンジ色の屋根が連なる街並みとブルーのアドリア海の絶景を堪能できます。

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