魅惑の独自文化を持つ「バスク地方」
近年、美食の町としてスペインだけでなく世界中から注目されているサン セバスティアン（バスク名：ドノスティア）は、スペインのバスク自治州にあるリゾートシティで、大西洋の風光明媚なビスケー湾に面しています。バスク地方はイベリア半島の先端を東西に走るピレネー山脈をはさんで、スペイン北西部からフランス南西部に位置し、独特の伝統文化を持つ地域で美食とアートで人気の観光エリアになります。
美食の聖地「サン セバスティアン」
サン セバスティアンは古く歴史のある町で、ラコンチャとオンダレータという2つの美しいビーチがあり、人口は18万と小さな街でヨーロッパの大都市と比べて物価も比較的に安いと言われています。この小さなサン セバスティアンが世界的に注目をあびているのは、まず石畳の歴史のある街中を抜けると美しい海とビーチが広がるロケーションは、ヨーロッパリゾートの贅沢な雰囲気を感じさせてくれます。そして一口サイズの小皿料理（ピンチョスとタパス）という食文化があり、石畳の旧市街（パルテビエハ）には、一流レストラン並みのクオリティの料理と地元のワインを出す活気あふれるバルが細い路地にひしめき、その中にミシュランの星付きレストランなど世界的に有名なレストランも混在して立ち並んでいます。また文化都市として「サン セバスティアン国際映画祭」、「国際ジャズフェスティバル」、「キンセナ・ムシカル」というクラシック音楽のフェスティバルなどのイベントが毎年開催されています。
楽しい雰囲気で大人気のバル巡り
旧市街ではバルが、100軒以上も軒を連ねています。スペイン語でタパはふたの意味で小皿料理が主にタパスといわれ、サン セバスティアンが発祥の地であるピンチョスはスペイン語で串という意味で、バル「ベルガラ」が最初にピンチョスを始めたお店になります。ランチ時間の13時頃と、ディナー時間の20時頃にバルのほとんどがオープンします。テーブル席がある店もありますが、基本的にはカウンターで立って食べるのが基本です。料理や評判でどの店に行くかを決めて行く、店の雰囲気や行列の店などどの店に入るかが楽しいバル巡りは、美食の旅としてサン セバスチャンの人気の秘密です。
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サン セバスティアン 気候の特徴
サン セバスティアンの気候の特徴は、スペイン北部のビスケー湾沿岸に面していることから西ヨーロッパの西岸海洋性気候となり、1年を通して過ごしやすい気候です。偏西風の吹き込みでメキシコ湾からの暖流の影響を受け、冬は緯度の高さに比べて温暖で雨が多く、夏は降水量が少なく比較的に涼しい気候になります。サン セバスティアンのビーチでのベストシーズンは、7月～8月になります。日本に比べて湿度が低いのでカラッとした暑さです。この時期は日差しも強いので日よけ対策をしっかりする必要があります。バル巡りや自然を楽しむ観光での旅行時期として適しているのは4月から10月になります。ビーチを楽しむのであれば夏の時期が良く、観光をメインに楽しみたいのであれば春・秋の時期を選びましょう。
| 天気の傾向 | 最良 | 良 | 暑季 | 雲雨多め | 雨季 | 涼寒 |
| 季節予報 |  |
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| サン セバスティアンベストシーズン ビーチ 7月～8月 ／ 観光 10月～4月 | ||||||
| 上半期 | 1 月 | 2 月 | 3 月 | 4 月 | 5 月 | 6 月 |
| 乾季＆雨季 | |
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| 平均気温（℃） | 9 | 10 | 11 | 13 | 15 | 18 |
| 平均最高気温（℃） | 12 | 13 | 15 | 17 | 19 | 22 |
| 平均最低気温（℃） | 5 | 6 | 7 | 8 | 11 | 14 |
| 降水量（MM） | 160 | 130 | 130 | 160 | 120 | 90 |
| 雨の日数 | 13 | 12 | 12 | 16 | 14 | 12 |
| 下半期 | 7 月 | 8 月 | 9 月 | 10月 | 11月 | 12月 |
| 乾季＆雨季 | |
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| 平均気温（℃） | 21 | 21 | 20 | 16 | 12 | 10 |
| 平均最高気温（℃） | 25 | 25 | 25 | 20 | 15 | 13 |
| 平均最低気温（℃） | 16 | 16 | 14 | 11 | 8 | 6 |
| 降水量（MM） | 70 | 110 | 115 | 145 | 165 | 130 |
| 雨の日数 | 11 | 11 | 12 | 14 | 15 | 14 |
サン セバスティアンへのアクセス
日本からサン セバスティアンへの直行便がないため、ヨーロッパの各都市からサン セバスティアンまでのフライトに乗り換えとなります。サン・セバスチャンにアクセスできる空港は2カ所あり、サン・セバスチャン空港とビルバオ空港になります。サン セバスティアンに近いのは、サン セバスティアン空港はサン セバスティアンから東へ約20kmの距離にあり、スペイン国内のマドリッドからイベリア航空で、もしくはバルセロナからブエリング航空での国内線に乗り換えとなります。マドリッドやバルセロナで観光等を楽しむ滞在プランを入れて、サン セバスティアンと2都市滞在を楽しむことも可能です。マドリッドやバルセロナから国内線フライトで1時間～1時間半程度でサン セバスティアン空港へ到着となります。
発着本数が多く、ヨーロッパの各都市から移動できるのはビルバオ空港です。ビルバオはバスク地方最大の都市であり、ビルバオ空港からサン セバスティアンまで約100㎞の距離で、バスや車で1時間半弱の距離にあります。ヨーロッパの各都市からサン セバスティアンまでの便に乗り換えとなります。こちらもサン セバスティアンとの2都市滞在を楽しむことも可能で、ヨーロッパのビルバオ空港への直行便がある都市は、同じスペインのマドリッドやバルセロナだけでなく、パリ、ローマ、ブリュッセル、ロンドン、シュトゥットガルト、デュッセルドルフ、フランクフルト、ミュンヘン、リスボンなどになります。各国の主要都市から1時間～2時間半程度でのフライトとなります。
サンタ・マリア教会
Iglesia de Santa Maia
Iglesia de Santa Maia
コンスティトゥシオン広場
Plaza de la Constitucion
Plaza de la Constitucion
コンチャ湾、イゲルドとウルグルの2つの山、ウルメア川に囲まれたサン・セバスティアンは、王室の夏の静養地とされていました。その旧市街はショップやバルがたくさん並び、サン・ビセンテ教会、サンタ・マリア教会、サン・テルモ博物館などの観光スポットがあります。
またサン・セバスティアンにはヨーロッパ一の規模を誇るタラソテラピー施設「ラ・ペルラ」があります。コンチャ湾の真ん中に浮かぶサンタ クララ島も夏季には遊覧船で渡ることが出来ます。
サン セバスティアンのランドマーク的なホテルでウルメア川沿いの旧市街にあり、1912年建造の歴史ある荘厳な建物は魅力的なベルエポック様式から20世紀初頭の雰囲気を醸し出しています。
所在地： Paseo, República Argentina Kalea, 4, 20004 Donostia, Gipuzkoa, スペイン
電話： +34 943 43 76 00
ビーチリゾートと美食の街「サン セバスティアン」
サン セバスティアン ベストシーズン ビーチ 7月～8月
サン セバスティアンの気候の特徴は、スペイン北部のビスケー湾沿岸に面していることから西ヨーロッパの西岸海洋性気候となり、1年を通して過ごしやすい気候です。偏西風の吹き込みでメキシコ湾からの暖流の影響を受け、冬は緯度の高さに比べて温暖で雨が多く、夏は降水量が少なく比較的に涼しい気候になります。
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